「やっぱり、おせちはお母さんの味じゃないとね」
年末の電話口で、実家の母がふとこぼした一言。「市販のおせちもいいけど、やっぱり手作りの味が落ち着くのよね」
おせちには、子ども時代の記憶が詰まっています。
黒豆の甘さ、昆布巻きの香り、栗きんとんの色。
ひと口食べるたびに、ふと帰省したあの日を思い出す。
それが“実家のおせち”の持つ、特別なちから。
でも──
その大切な「親の味」を否定せずに、
「もうひとつの味」を楽しんでもらえたら、もっと素敵じゃないですか?
“親の味”と“贈る味”は、比べるものではなく、共存できる
「通販のおせちを贈るなんて、親の味を否定してるみたいで気が引ける」
そんなふうに感じる方もいるかもしれません。
でも、私たちが贈りたいのは
「親の味よりも美味しいもの」ではなく、
“親の味とは違う、美味しさ”という新しい体験です。
- お母さんの煮しめは世界一。だけど今年は北京ダックもあるよ
- うちの伊達巻は甘さ控えめ。でもこのチーズ伊達巻もびっくりするくらい美味しい!
そんなふうに、両方を味わうことで会話が生まれる。
これこそが、“お断りおせち”のもうひとつの価値です。
🎁 「非日常」のおせちは、親にこそ驚きと感動を届けられる
おせちを通して伝えたいのは、ただの「便利さ」や「償い」ではなく、ワクワクするような感動です。
✅ 普段は味わえない、プロの技と素材
- フレンチ仕立てのフォアグラテリーヌ
- 伊勢エビのテルミドール
- 和牛ロースの低温ロースト
「こんなおせち、初めて見たわ!」
「私の料理とは全然違うけど、これはこれですごく美味しいね」
そんな驚きや喜びが、実家の食卓に生まれます。
親世代に贈りたい、“いつもの味じゃない”おせち3選
お断りおせちは、「味の感動」と「親の味」どちらも大切にするギフト
帰省できなくても、
お母さんの味を大切に思っていることは、きっと伝わる。
だからこそ、
「あえて違う味」を贈ることが、新しい感動になる。
今年はちょっとだけ、
おせちの楽しみ方を変えてみませんか?